海上自衛隊横須賀基地の満艦飾&電灯艦飾の様子(天皇陛下御在位三十年慶祝行事)

海上自衛隊横須賀基地の艦艇で満艦飾や電灯艦飾が行われているので、その様子を紹介する。

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満艦飾(艦飾)

天皇陛下御在位三十年を祝う行事が全国各地で行われているが、海上自衛隊でも慶祝行事が行われている。アニメ「ハイスクールフリート」や「蒼き鋼のアルペジオ」でもおなじみの首都圏にほど近い横須賀基地でも2019年2月24日から28日まで行われている。

海上自衛隊では記念日に満艦飾(昼)と電灯艦飾(夜)を行うことになっている。ちょっと難しい話になるが海上自衛隊旗章規則や細則で規定されているので、気になった方は読んでみると良いだろう。

満艦飾は朝の8時から日没までと定められている。また停泊する艦艇のみ対象で潜水艦は対象外とも書いてあったりする。この日は艦番号DDG173のイージス艦「こんごう(こんごう型1番艦)」、DD110の護衛艦「たかなみ(たかなみ型1番艦)」、DDG171の護衛艦「はたかぜ」が停泊していた(残りの艦艇は後述)。はたかぜは来年2020年に呉で練習艦となる予定のため、横須賀で見られるうちに見ておきたい。



反対側に回ると、艦番号DD107の護衛艦「いかづち(むらさめ型7番艦)」、DD101の護衛艦「むらさめ(むらさめ型1番艦)」の停泊を確認。むらさめは出港準備中のため満艦飾は実施していなかった。


夕方には艦番号DD116の護衛艦「てるづき(あきづき型2番艦)」が入港。タグボートにより、いかづちの隣に係留していた。


ちなみに潜水艦はと言うと、2隻+2隻の計4隻が停泊していた。


日没後は満艦飾から電灯艦飾への切り替え準備が進められていた。電灯艦飾の点灯時間は上記の規則で艦隊司令が定めることになっているようで、何時スタートかは未定だ。消灯時間は22時と規定されている。

電灯艦飾

日も暮れて夜になると電灯が灯きだした。まずは「いかづち」と「はたかぜ」の電灯艦飾。

「こんごう」「たかなみ」「はたかぜ」の並びは特に画になるようで、いつの間にかそこらじゅうでカップルがイチャコラしていた。デートスポットとしても良いのかもしれない。


「艦これ」をやっている提督には「陸奥」というキーワードがタイムリーなことで気になるかもしれない。ということでヴェルニー公園の戦艦陸奥の主砲と共にパシャリ。

22時キッカリで電灯艦飾は消灯となり、穏やかな夜の横須賀の海に戻っていった。

今回は2月28日まで満艦飾や電灯艦飾を見ることができる。横須賀に限らず佐世保や舞鶴など海上自衛隊の基地で行われているので、近くの基地に見に行ってみたら良いだろう。カップルをよそ目に冷たい海風を浴びながらカメラを構える編集部員であった・・・

<詳細情報>
■イベント名:(海上自衛)天皇陛下御在位三十年慶祝行事
■実施内容:満艦飾(艦飾)及び電灯艦飾
■期間:2019年2月24日(日)~2月28日(木)
■時間:08:00~22:00
■Twitter:(防衛省海上自衛隊)@JMSDF_PAO

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