蔦さんぽ「らーめん いのうえ」

煮干ラーメンを求めて神奈川県の「らーめん いのうえ」へ行って来ました。
開店前からお店の前に人が並び始め、食べ終わる頃には大行列になっており、とても人気店でした。

評判は聞いていたのですが、お昼のみという営業時間的な問題で、ものすごく伺うのが困難につき、なかなかタイミングが無かったラーメン屋さん「らーめん いのうえ」へやっと訪問できました。
仕事が休みの土日に行けば良いじゃないですかって?
土日は時間の余裕がある時は…秋葉原にいるわけですよ…!!
はい、そんなものです。


JR南武線、尻手駅です。
乗り換え案内で検索する為に「しりて…あれ、出てこない…」と泣いたのは秘密です。
「しって」と読むそうで、一つお勉強になりました。
行った事の無い地に行く機会が出来るラーメン店巡りにはそういう利点がありますね。

駅の出口は一つしかないので、そこから出て、大通りを左手に進み、徒歩8分位でしょうか。
地図を見ると駅からほぼまっすぐな道ですが、途中横須賀線の線路を渡る箇所があり、どこを通ったらよいのか悩みます。
迷子になりかけて少し泣きました。
車道の横に歩行者が通れる階段がありますので、そこを通って行くのが良いようです。


オープンより20分前の10:40着でしたが、既に先客が4名程待っていました。
写真を撮っていると丁度友人が来たので、合流して並びました。
あれ…友人と駅で待ち合わせてくれば道に悩まずに来られたんじゃ…という思考が過りましたが気のせいです。

店内はカウンター3席、テーブル4席とこじんまりしています。
3人で伺った為、テーブル席へと案内されました。
テーブル席は相席になるようなので、苦手な方はご注意下さい。


メニューです。
追加注文の出来ない1オーダー制なのでご注意下さい。


らーめん 700円
店内に漂っていた煮干の香りが、着丼で強まります。
濃い煮干の香りだ…。
何当たり前の事を言っているんですかと言われるとそうなのですが、
初めて伺ったお店での着丼の瞬間は見た目での期待感が高まり、香りに興奮する、そんな時です。


舌と鼻にダイレクトに煮干が来る。
けれど鶏で割っているのでしょうか、スープはとてもさらっとしています。
低加水でしっかりした麺がスープを吸い、つるつると入っていく…。
美味しい…。
嫌な生臭さは一切無く、煮干の良いえぐみを楽しみつつ、すっきり淡麗です。
低温調理のチャーシューもジューシーで美味で、たまねぎと水菜が爽やかな良いアクセント。
煮干ラーメンにしては塩分が控えめに思えましたが、物足りなさは感じません。
やだ、美味しくてすぐに食べきっちゃう…


味付替え玉 250円
勿論替え玉は注文済です。
ラーメンを食べきる少し前にテーブル置かれました。
タレは底に沈んでおります。
お好みで混ぜて、又はラーメンスープに入れて頂きます。
こちらは醤油と油が全面に出ていて、若干ジャンクにも感じられる油そばのようでした。
食べやすい麺で美味しいですね。


味変化アイテムは酢が卓上にありました。
すっきりした油そばにするのも良いですね。
スープを飲み干して完食、ご馳走様でした。

食べ終えて店外へ出ると、そこにはずらっと行列が…!
そういえば、店内に、店外を映したモニターがありました。
住宅街の中という立地の為か、行列の把握と、違法駐輪等の防止用でしょうか。
淡麗な煮干ラーメンが好きであれば、並んででも食べたい…そんなラーメンでした。
限定メニューの楽しそうですので、またいつか来訪してみたいものです。

おまけ:
尻手駅に二両編成の浜川崎駅行の電車が…!
乗りたい…無人駅に行ってみたい!!…という願望を抑えて秋葉原に戻りました。

【店舗情報】
■店舗名:らーめん いのうえ
■住所:神奈川県横浜市鶴見区矢向1-7-26
■電話:045-583-1614
■営業時間:11:00〜14:30(L.O.)
■定休日:月曜日、不定休
■Twitter:inoue_turumi